第34回さっぽろ東急将棋まつり 1日目 (2007.1.4) (しいのみ)

羽田発6:35の飛行機で札幌に着いた。荷物を預けて会場へ。最前列の席もまだ空いていたけど、対局中に目が合いそうなのがオソロシくて、最後列にした。

開会式

主催者挨拶の後、青野九段による出演棋士紹介。

山崎先生の番になったとたん、「待ってました!」と大向こうの声が飛び、会場の空気が一気に和んだ。

青野先生の「早くタイトルを」の言葉に深々と頭を下げる山崎先生でした。

席上対局一局目 森内名人−山崎七段 解説:青野九段 聞き手:神田紅

振り駒の結果、山崎先生の先手番。

山崎先生の居飛車に対し、森内名人は向かい飛車に。

このあたりで座席の選択を誤ったことに気づいた。

山崎先生の顔は見えるけど、会場が横に長いので大盤がよく見えない。来場者大会のアナウンス用スピーカーがすぐ後ろにあって、解説の声がしばしば掻き消される。

苦労しながら棋譜を取りました。

棋譜はコチラ↓。

89手目を見て、解説の青野九段が千日手の可能性を指摘。

「この将棋を千日手にしたんじゃ悔しくて夜も眠れない。まずはならないだろうけど」

110手目。「理屈としてはこちら(先手)勝ちなんですけど、読み抜けもあるかもしれないし」

113手目あたりで山崎先生の頬が緩んだ。これは勝つんだな、と思いました。

119手までで森内名人投了。

最後までどちらが勝つかわからない面白い将棋でした。

終局後の山崎先生「お年玉をもらったような気分です。でも公式戦じゃないのでもったいないような」。(場内爆笑)

「優勢になってからだいぶ冷や汗をかきました」とのことでした。

席上対局二局目 高ア四段−瀬川四段

127手までで高ア四段の勝ち。この間、山崎先生は本日1回目の指導対局。私は待ち合わせがあったので外に出ました。

友人を連れて次の一手、詰め将棋、講談を聞いた後、

席上対局三局目 矢内理絵子女流名人-中村真梨花女流初段

97手までで矢内女流名人の勝ち。

終了後、2回目の指導対局を終えられた山崎先生と、このHPに関する話を少ししました。

席上対局四局目 森内名人-高ア四段 解説:山崎七段 聞き手:矢内女流名人

対局者が駒を並べている間に

矢「本日最初の席上対局はどうだったんですか?」

山「よくぞ聞いてくれました! お年玉を頂きまして・・・でも森内先生は公式戦以外は勝たないようにしてる。 優しい先輩ですから。

  若手は渡辺竜王以外は伸び悩んでる・・・そういう意味で頑張ってほしいと緩めてくれたんじゃないかと」

矢「じゃ、頑張ってくださいね」

山「え? あ、はい。 (飄々と盤に向かう名人を見ながら)いや〜『緩めてませんよ』みたいな言葉を期待したんですけどね。

  でもちょっと緩めていた感がありました、あれは」

振り駒の結果、森内名人の先手番に。

序盤、解説者は手こそ大盤の駒を動かしていますが、話はあさっての方向に・・・(笑)

女流棋士会独立から関西若手棋士売れ残り事情まで、話題が飛びました。

「若手の9割9分が独身です。何が欠点なんでしょうか」に「わかりません。よく知りませんので」とかわす矢内女流名人でした。

中盤にさしかかったあたりで形勢判断。

山「ま、ここは好みのタイプもあるので・・・僕は振り飛車側(高ア四段)を持ちたいですね」

矢「そうですか? 私はこっち」

山「森内先生の方ですか。でも結婚されてますよ?」

矢「全然関係ないじゃないですか!」

漫談?が面白すぎて、途中で棋譜を取るのをあきらめました。

矢内女流名人の「早くタイトル戦でこのカードを見たいですね」の言葉に、山崎せんせが絶句する場面も。

それよりまえに森内VS山崎がないと、ねぇ。

対局は攻守が何度も入れ替わる熱戦になりました。高ア四段が「絶対負けないもんね」という手で受けつぶし。

山「コレは公式戦と同じ指し方してますね」

142手までで森内名人投了となりました。

山崎先生の「高アくんに勝つのはタイヘンだな〜」という呟きを聞いて、翌日の席上対局が楽しみになりました。